ごはんとみそ汁

重ね煮の知恵

ごはんとみそ汁は理想の夫婦 ②

こんにちは!
重ね煮アカデミー® 山内綾香です。

 

①では、
「ごはんとみそ汁」
昔から食べられてきた組み合わせ。
その裏に隠れた納得の理由
についてお話しました。

 

「ごはんとみそ汁」の最強コンビ
体内に必要なタンパク質の素
となるアミノ酸を
しっかり摂取出来ていることが
分かりましたね!

 

ごはんとみそ汁だけで
栄養を補えているのなら、
主食・主菜・副菜を基本に
バランスの良い食事や、
野菜や果物はどうして必要なの?

 

そんな疑問の声が聞こえて
きそうですね!

 

1985年、当時の厚生省
(今の厚生労働省)が提唱した
食生活指針に「1日30品目」
というものがありました。

 

玄米ではなく、
果皮を削り取った白米を
食べるようになったところへ

 

戦後、西洋の食文化が入ってきて
栄養バランスが崩れ、
糖尿病などの生活習慣病、アレルギー、
、といった、病気と食生活との
つながりが表面化してきたからです。

 

かつては
完全栄養食といわれる玄米を
よく噛んで食べていましたが、

 

白米や、パンなどの小麦粉が
主食に変わり、
必要な栄養素を補えなくなったため

 

果物、野菜、海藻、魚、肉などを
バランスよく摂る必要が
出てきたのです!

玄米

食品を偏りなく、
バランスよく食べましょう!
という意味から、
1日30品目と言われていました

 

が、しかし、

 

摂取品目を増やそうとして
過剰摂取になり、適正体重の維持が
難しく、健康的な食生活に繋がらない
などの理由を背景に、

 

2000年には、食生活指針から
1日30品目という言葉は消え、

 

主食、主菜、副菜を基本に、
食事のバランス
を。

ごはんなどの穀類をしっかりと。

・野菜・果物、牛乳・乳製品、
豆類、魚なども組み合わせて。

・食塩は控えめに、脂肪は質と
量を考えて。
*食塩の摂取量の目安値は、
 男性で1日8g未満。女性で7g未満

日本の食文化や地域の産物を活かし、
郷土の味の継承
を。

(食生活指針 平成28年(2016年)
一部改訂より一部抜粋)

 

に変わっています。

 

現代の不調や病気は、
食べ過ぎからきていることが
圧倒的に多いんです!

 

食べるもの、食べ方。
食の軸を見直したいですね!!

 

食習慣は毎日のおうちごはんから!
お伝えしたポイントが、
ママの悩み解決のヒントになりますように☆

 

ごはんとみそ汁は理想の夫婦、おしまい(*'ω'*)

この記事を書いた人

山内 綾香  重ね煮アカデミー

山内 綾香
重ね煮アカデミー®認定師範

わたしは、病院や薬に頼る前におうちごはんで子どものカラダとココロを育てる専門家です。看護師だから、子どもの健康を守るのに必要なのは、病院や薬ではなく台所でつくる「ごはん」だと気づきました!切って、重ねて、火にかけるだけ!カラダにやさしい”おうちごはん”は子どもの「おいし~!」が聞けて、ココロも豊かに育ちます☆

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