こんにちは!
重ね煮アカデミー® 山内綾香です。
季節の移り変わりによる気温・湿度の
変化、生活リズムの崩れ、運動不足が
重なると、体調を崩しやすくなります。
小さな子どもほどカラダを調整する力が
未熟なので、不調を起こしやすくなります。
子どもが、
お腹やのどの痛みを訴えたり、
風邪を引いたり、
と不調を感じたら、
薬に頼る前に、お家で
今すぐできる3つの手当て法
をお伝えしていきます!!
子どもの不調を感じたら、大切にしたい手当は3つ
1.食欲があってもごはんの量を減らす
2.油と砂糖を使ったごはんはお休み
3.葛を取り入れる
それぞれを、
詳しくお伝えしていきますね!
1.食欲があってもごはんの量を減らす
食欲があっても!がポイントです。
子どもの場合は、
体調が良くなくてもごはんを
食べたがることが多いからです。
そんな時、
早く元気になってほしくて、
栄養のあるもの、
子どもが好きなもの、
お肉や甘いものなど、あれこれ
食べさせたくなってしまいます。
が、ちょっと待って!
それ、間違ってますよ~!!
不調を感じるのは、カラダが
元へ戻ろうとがんばっているから。
お肉は、消化するのにパワーと
時間が必要です!
なので、より血液やエネルギーが
必要になり、本来治したい所に
十分な血液が回らなくなります。
人間は飢餓への恐怖心から、
食べなきゃ!と思いがちですが、
わたしたち人間は、
水と塩と穀物があれば、生命を繋いでいけます。
食欲があったとしても、
普段のごはんの半分以下に
量を減らして様子を看ることが
手当てになりますよ!
その場合、ごはんと汁ものを
中心にして、おかずの量を減らす
ように心がけてみてください!
2.油と砂糖を使ったごはんはお休み
調子の良くない時こそ、
炒め物や揚げ物、甘いお菓子は
我慢です!!
不調の原因は食べ過ぎ!
つまり、胃腸の疲れからくる
ことが多いんです!!
不調はカラダからの
「休んで!」のサイン。
わたしたちの腸は、
免疫をコントロールしています。
その腸は、油や砂糖が大の苦手・・・。
油や砂糖を摂ってしまうと、
カラダが回復しようとする力を
邪魔することになってしまいます。
子どものカラダが回復する力を信じて、
ママが回復をサポートしてあげる。
これも立派な手当てですよ!
3.葛を取り入れる
そして最後!
2つの手当てを実施した上で、
手当てに葛を取り入れてみてください!
葛粉が、一家に一袋あれば安心!
手当てにも、料理にも使えます!
手に入れる時は、「本葛100%」
のものを選んでくださいね!
本葛とは、
葛の根からとったでんぷんです。
市販の葛根湯と言われる風邪薬にも、
葛が使われています。
葛はたくさんのパワーを秘めています!
汗を出すのを促したり
おなかの調子を整えたり
血液をきれいにしたり
炎症をおさえてくれたり・・・
そんなパワーを持っているのが、葛です!!
こんなにすごいパワーがある葛、
手当てに取り入れてみたくなりませんか??
葛を使った手当て法は
いろいろありますが、
まずは葛湯を試してみませんか!?
作り方はとっても簡単!
《葛湯の作り方》
小さな鍋に、
小さじ1〜2くらいの葛、
湯のみ1杯分の水を入れて
5分ほど置きます。
その後、
火にかけながら、透明感ととろみが
出るまで混ぜてください。
これで完成です!
※小さなお子さんの場合は、
りんごのすりおろしを入れたり、
少量のはちみつや米飴で甘みを
つけてもおいしいですよ!
葛湯をいただく時は、
食事の前がおすすめです。
不調の症状は一つだけでなく、
お腹が痛い、のどが痛い、
熱があるなど、いくつかの症状が
重なっていることが多いので、
基本の「葛湯」を知っていれば、
色々な症状に対応できるので安心です!!
カラダを治す力は、薬に頼らなくても、
本来自分の中に備わっています。
それが「自然治癒力」です!
子どもが不調な時、その自然治癒力を
妨げないことが大切です!
満腹になるまで食べたり、
揚げ物や甘いものを
たくさん食べると、
自然治癒力が働くのを邪魔してしまいます。
季節の変わり目は、
不調を起こしやすくなります。
お子さんの調子が良くないと
思った時にこの3つの手当て法、
ぜひ試してみてください!
食習慣は毎日のおうちごはんから!
お伝えしたポイントが、
ママの悩み解決のヒントになりますように☆